元日の朝、初めて汲む水を若水といいます。
かつては、井戸や泉、近くの川で水を汲み年神にお供えをしていました。
若水は一年の邪気を祓うとされ、この水で家族の食事を調えたり、口をすすいで身を清めたりして、
家族の健康を祈願するという風習があります。
また、若水で墨をすり、正月に初めて毛筆で文字を書くことを「書き初め」といいます。
「書き初め」をする時期については諸説あります。
一説では、元日に行うのではなく、元旦に汲んできた若水をお供えしながら、心を落ち着かせ、
道具の手入れや書く文字を考えて一日ゆっくりと過ごし、一月二日に書くと良いとされています。
一年の目標や抱負を書くことの多い「書き初め」ですが、元日ではなく、少し心が落ち着いた二日に
行うと、決意が明確になり、目標達成につながるのかもしれません。