皆様、こんにちは。
スタッフのまゆです。
先日、関東地方も梅雨入りし、昨日は今年初の猛暑日となりましたね。
体調管理にお気を付けになって、素敵な毎日をお過ごし下さい。
本日は『蛍』についてのお話です。
夏を代表する季語である蛍は、日本で古くから親しまれてきた昆虫です。
清少納言による平安時代中期の随筆『枕草子』には、
「夏は夜。月の頃はさらなり。闇もなほ、蛍のおほく飛びちがひたる。
また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし」とあります。
ここでは「夏は夜がよい。月の出ている頃はいうまでもない。
闇夜もやはり、蛍がたくさん乱れ飛んでいるのはいいものだ。
また、ほんの一匹二匹と、かすかに光って飛んでいくのもいいものだ。」と
夏の夜の風情を褒め称えています。
幻想的な光、短命さゆえのはかなさなどが、多くの人の心を捉えたのでしょう。
蛍は他にもいくつもの書物に登場し、詩や歌、絵の題材となってきました。
現代の私たちの中にも、蛍が一斉に点滅する壮観な様子を見たり、手のひらにのせて
光る様子を観察したりした思い出を持つ人もいるかもしれません。
この夏、清流や自然の中で蛍を鑑賞してはいかがでしょうか。